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君に恋する物語
第2章 ユキの運命の恋
なんだか楽しい。
とっても楽しい。

初対面なのに・・・
会ったばかりなのに・・・

こんなに楽しいと思えるなんて・・・
この目の前の啓介とは違うタイプの男前が・・・
屈託なく私に微笑むからかな?
それとも年上だと思うからかな?

私を・・・「好きだと」・・・
言ってくれるからかな?

何だろう・・・?
安心感が半端ない
気取らない笑顔が私の尖った心にすんなりと入ってくる様な・・・
そんな感覚

「なるほど。とんかつソースもいいけど・・・デミグラスソースも美味しいですね!!」

「ええ!!」

今度はあなたの本当のお勧めのお店に行きたいな・・・
なんて・・・

食べ方が綺麗
お箸の持ち方綺麗

いちいち素敵だと感じてしまう

こんな人・・・
居たんだな・・・
って思ってしまう

(助けてくれたのがこの人で良かった)

って・・・
思ってしまうの・・・

ママの言葉を思い出す

以前、とても小さい頃どうして両親が結婚したのかを訊ねた事があった

「気がつけば好きになってしまっててね?どうしようもなかったのよ」

幼い私は理解らなかったけど・・・
今も全然理解らないんだけど・・・

ただ・・・
このままでお別れは嫌だな
もう少し・・・
話をしたいなって・・・

サラダを食べながら思った


啓介とも違う・・・
もちろん信には感じる事が出来なかった胸の鼓動が・・・
私に教えてくれている

「・・・食後のデザートは?」

ハッとした
もう食後なのかと
いつの間にやら目の前の素敵なとんかつ定食を平らげていたから

少し・・・時間を延ばしたかった
でも・・・
頼んでしまうと食いしん坊だと思われるのが嫌で・・・

「大丈夫です」

と答えた

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