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君に恋する物語
第2章 ユキの運命の恋
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「すると、あなたが・・・」
「「この人じゃないよ」」
二人の声が重なった
「・・・思い出してくれました?」
クスクス笑う
確かに・・・あった
疲れてて電車の椅子に座ってたんだ
駅のホームに着いて、自分の降りる場所がまだなんだと思った
混雑してきたなって思って・・・
眠い目をこすって・・・
疲れてる体を起こしたのは・・・
お年寄りが目の前に居たら席を譲らなきゃ・・・
って思ったから・・・
目の前のスーツの男性とミニスカートを履いてる女性を見て安心した
(お年寄りじゃないな)
って・・・
だったら、ごめんなさい。
眠いんです・・・
座らせて下さいって・・・
目を閉じかけた
汚い手が・・・
スーツの反対側から手を伸ばした
眠気がどこかに行って汚いおっさんがニヤニヤしてる顔が堪らなく気持ち悪かった
「痴漢です!!」
ミニスカートの女性はあろうことかスーツの男性の手を掴んで大声を上げたのだ
サッと・・・
汚い手が何事もなかった様に吊皮を持った
「は?」
「この人!!痴漢です!!」
尚も大きな声でミニスカートの女性は叫んだのだ
スーツの男性は驚いている
それはそうだろう
たまたま近くにあった手を握られたのだから
私は立ち上がった
「・・・いやいや・・・この人ではないですよ。コイツです」
と・・・
隣の汚いおっさんを指さした
「え?」
ミニスカ女性は驚いた
「・・・おい・・・おっさん。見てたんだよ」
「な、何の事だ!!」
私は立ち上がり・・・
眠気も吹き飛んだ
「・・・しらばっくれるな!!キモいんだよ!!次の駅で降りろ!!」
・・・
その後の・・・
やんちゃな自分は・・・あんまり・・・
思い出したくないかな・・・
しらを切るキモイおっさん相手に大立ち回りして・・・
逃げるおっさんを足で引っ掛けて転ばして・・・
首根っこ掴んで・・・
駅員さんに
「痴漢!!コイツ!!」
って・・・
やった・・・事は・・・
啓介にも・・・信にも呆れられた
「「お気の毒・・・」」
って・・・
啓介と信がポツリと言った言葉が・・・
未だに誰に言ったのかは定かではないけれど
「「この人じゃないよ」」
二人の声が重なった
「・・・思い出してくれました?」
クスクス笑う
確かに・・・あった
疲れてて電車の椅子に座ってたんだ
駅のホームに着いて、自分の降りる場所がまだなんだと思った
混雑してきたなって思って・・・
眠い目をこすって・・・
疲れてる体を起こしたのは・・・
お年寄りが目の前に居たら席を譲らなきゃ・・・
って思ったから・・・
目の前のスーツの男性とミニスカートを履いてる女性を見て安心した
(お年寄りじゃないな)
って・・・
だったら、ごめんなさい。
眠いんです・・・
座らせて下さいって・・・
目を閉じかけた
汚い手が・・・
スーツの反対側から手を伸ばした
眠気がどこかに行って汚いおっさんがニヤニヤしてる顔が堪らなく気持ち悪かった
「痴漢です!!」
ミニスカートの女性はあろうことかスーツの男性の手を掴んで大声を上げたのだ
サッと・・・
汚い手が何事もなかった様に吊皮を持った
「は?」
「この人!!痴漢です!!」
尚も大きな声でミニスカートの女性は叫んだのだ
スーツの男性は驚いている
それはそうだろう
たまたま近くにあった手を握られたのだから
私は立ち上がった
「・・・いやいや・・・この人ではないですよ。コイツです」
と・・・
隣の汚いおっさんを指さした
「え?」
ミニスカ女性は驚いた
「・・・おい・・・おっさん。見てたんだよ」
「な、何の事だ!!」
私は立ち上がり・・・
眠気も吹き飛んだ
「・・・しらばっくれるな!!キモいんだよ!!次の駅で降りろ!!」
・・・
その後の・・・
やんちゃな自分は・・・あんまり・・・
思い出したくないかな・・・
しらを切るキモイおっさん相手に大立ち回りして・・・
逃げるおっさんを足で引っ掛けて転ばして・・・
首根っこ掴んで・・・
駅員さんに
「痴漢!!コイツ!!」
って・・・
やった・・・事は・・・
啓介にも・・・信にも呆れられた
「「お気の毒・・・」」
って・・・
啓介と信がポツリと言った言葉が・・・
未だに誰に言ったのかは定かではないけれど
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