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流されカノジョ
第2章 隣の一軒家に住む受験生
「塾の模試なんで、簡単だったんですよね」
そういった真央は彩の部屋のソファーでくつろいでる、彩はといえば目の前で塾内首席をとった答案用紙を瞬きを繰り返しながら見つめた。
そしてそれをテーブルに置いて、立ち上がりドヤ顔の真央の頭をくしゃくしゃ!と撫で回した。
「真央くん凄い!こんなに頭良いなんて思ってなかった!!
今日は何でも手料理ご馳走しちゃうね」
腕振るっちゃう!と力こぶを見せつける仕草をした彩に乱された髪を整えながら呆れたように息を吐き出した。
「本気で言ってるんですか…?」
「半分、半分かな…あはは…」
真央はソファーの肘掛けに頬杖をついて冷たい視線を送る、その視線を受け止めた彩は元の髪型に直された頭をそっと包み込むように抱きしめた。
晩御飯は何が良い?と尋ねる彩の腰を抱き上げて、胡座をかいた膝の上に横抱きにした真央はハッキリと言い放つ。
「彩さんが食べたい」
ちゅ、ちゅ、と唇同士を重ねて時折目元や鼻先と場所を変えながらソファーの上でくすぐったいキスの時間を過ごす。
「彩さん、年上でしょ?リードしてよ」
実経験の少ない事を悟られたくない男心を察した彩は笑みをこぼして向かい会うように座った状態で、ゆっくりワイシャツのボタンを外した。
3つ目のボタンを外して覗いた鎖骨に人差し指をツツ…となぞりその上からキスをした。
肩がビク、と小さく反応して気を良くした彩はそのまま器用に片手でボタンを外しながら空いた手を肌へと滑らせる。
「っ…く…」
経験人数は1人、しかもAVやネットを掻き集めてセックスの真似事をした真央は今自分に起きてる事だけで勃ち上がる自身に羞恥がこみ上げてきた。
ベルトがカチャ、と外されワイシャツとスラックスを脱がされた姿で次への期待でトロ、と我慢汁が出た。