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流されカノジョ
第1章 入社式から1週間
ここじゃ…と小さく声を出した彩に石山は「ベッドどっち?」と微笑んだ。
逸る気持ちでベッドまでついた2人はキスを深く交わして倒れ込んだ。
スーツのジャケットもブラウスもスカートも脱がされ、下着とストッキングになった彩は恥ずかしくてうつ伏せになった。
石山はその背中に被さってブラジャーのホックを外せばうなじから腰まで、優しくキスを落とした。
ピクンと反応する正直な身体を抑えられず、ゆるく足を開いた彩を見逃すことはなかった。
そっと太ももから付け根ギリギリを撫で上げ、ブラジャーのストラップを外した肩へキスをしては肩甲骨へ舌を這わせた。
「彩、乳首がシーツに擦れて気持ち良いんでしょ?」
後ろからの愛撫でふるふる震える胸は何のしがらみがなくシーツに直接擦れる。
言葉にされて更にキュンと疼いてしまい、突起が尖って敏感になってしまう。
「やぁ…、い、しやまさん…」と後ろを振り向く彩にそっと石山の両手が隙間から伸ばされた。
「渉、って呼んだらここも口で愛してあげるよ」
キュッと乳首を摘むと、ビクンと跳ねた腰と開いた唇から「あんっ」と声が出た。
ふっくらと柔らかく暖かい胸を掌で揉まれ、指先は乳輪をなぞってくすぐった。
「ふぁ…ん、んぅ…っ」
うなじに吸いついて、優しくリップ音が響く。
子宮が響くような甘い疼きが止まらず腰が浮いてしまう彩の痴態を、胸を愛撫する手を辞めずに石山は見つめる。
「わ、たる…さん…もっと…」
やがて乳輪だけをくるくる触り硬く主張する尖りを時折爪先が掠める動きに彩は出会って1日も経たない男の名前を呼んだ。