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今日だけは、貴方と
第3章 女の本音

 温めた身体をバスローブで覆い、これまで沈黙を貫いていたテレビを点ければお昼のバラエティー番組を迎えていた。
 休憩と称して銘々に食事を済ませ、野次を入れつつ番組を見る頃には二人の距離はすっかり縮まっており、女は男に身体を預けてすらいた。
 萎えた性器を弄んでいると、“賢者タイム中はどれだけ弄られても勃起しない”という一言から、二人は再びベッドへと足を運ぶ。
 寝転がった男の脚の間に座り、女が萎えた性器を口に含む。萎えた性器を口で愛撫する事は、女にとっての一つの楽しみであった。力無い性器が、自身の愛撫によって勃起していく様が堪らなく可愛くて、愛しい。それが理由だ。
 性器の弾力を味わうべく甘噛みを繰り返し、亀頭の半分を覆う皮の中に舌を滑り込ませる。
 吸引力だけで皮の中から亀頭を吸い出し、睾丸との曖昧な境目から裏筋を舐め上げ、優しく口付ける様に唇だけで性器の輪郭をなぞる。
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