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告白の向こう側
第1章 告白の向こう側
「今の私の恋人も、最初は他に好きな人がいた……。だからめちゃくちゃ怖かったよ……でも」
「優しくOKしてくれて、私は救われたの……っ」
加蓮さんはその時泣いてしまったそうで。
それまで私と同じように振られたのが続いていた彼女は、今のお相手と出会えたことで、恋愛に対する意識ががらっと変わったそう。
羨ましい────ほんとうに、羨ましいです。
私も、社長といっしょになりたい。彼の隣にずっといられたら、どれだけ幸せか────
「……っ」