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再会 ∽∝∽初恋は実らず?∽∝∽
第6章 雨粒ちゃん
「篠宮さん、もう少しで出来上がりますよ。」
「ああ、凄く集中して取り組めました。
パソコンを片付けますね。」
ダイニングテーブルでパソコンに向かっていた篠宮さんが片付け始めた。
こんな風に誰かのために毎日料理出来たら楽しいだろうに…
そんなことを思いながら盛り付けする。
書斎にパソコンを片付けた篠宮さんは、自分の家なのにテーブルで待つことが落ち着かないようにこちらを見ていた。
「運ぶの手伝いましょうか。」
「そんなにたくさんじゃないので掛けて待っていてくださいね。」