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再会 ∽∝∽初恋は実らず?∽∝∽
第7章 退院
「その調子だと熱はなさそうですね。検温して良ければ、買い物に一緒に行きましょうか。」
「いいんですか?」
「はい、外出許可です。明日帰宅していきなりぶり返したら困るでしょう?
近場の買い物ですが一緒に行きましょう。」
「わぁ、先生、嬉しい。」
木田さんははしゃいで僕を先生などと言ったが本当に嬉しそうだった。
「服が、こんなのしかないけれど…」
検温は無事平熱で、僕は七分丈のチノパンと同じく長ティーを彼女に貸した。
それにサンダル。
近所の買い物にスーツではと思ったのだ。