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再会 ∽∝∽初恋は実らず?∽∝∽
第3章 目覚め
私は彼に会いたくて、東京の大学に進学したいと両親に打ち明けた。
すると父が当時の宿帳を持ってきた。
名前は、『しゅう』ではなかった。そして、書かれた住所もでたらめで、名前も本当かわからないとのことだった。
父も彼のことが気になって、東京に住んでいた時の知り合いに頼んで住所を調べてもらったらしい。
そもそも存在しない町名で、書かれた名字の病院も存在しない。
無論、家出してきた賢い彼が、簡単に見つかる嘘をつく訳がないと…