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「ネガティブ」のバイブル
第2章 愛欲の女神
「悪いことばかりか?」
そう言った天原の視線を追うと、成瀬がいた。
「まあ…そうでも…」
これからすることを考え、思わず鼻の下を伸ばす。ソファーでだらだらとガムを噛む成瀬は、いつもと同じはずなのに、なんとなくエロく感じた。
「こいつは通称、“愛欲”。性行為をしたことのないおまえでもヤリやすいだろう。“手始めに”こいつとやってみるといい」
「手始めにって…」
「まさか一度ヤったくらいで満足はしないだろ」
今までの天原のイメージではおよそ想像できなかった発言。
こいつ…。
と、成瀬が口を開く。
「じゃあ、始める?ガム飲み込みたくないから、あたしは寝転がらないけど」
「寝転がらないって…」
「正常位じゃないってこと」
「え…、じゃあ、どうやって…?」
「…座ってやれば」
天原が口を挟む。さっきからこいつは…まるでヤリ慣れてるような口調。
「座ってって…どう…」
天原は静かにソファーへ戻っていく。成瀬の隣に座り、目配せをすると、片膝の上に同じ向きで成瀬が乗った。
天原はスカートの中に手を入れ、パンツの上から、ぐにぐにと指でいじる。
「んっ……」
成瀬の口から甘い息がこぼれた。白い頬が赤らんでいく。息が上がっていく。そんな中、成瀬は制服のボタンを自ら外し始めた。
そう言った天原の視線を追うと、成瀬がいた。
「まあ…そうでも…」
これからすることを考え、思わず鼻の下を伸ばす。ソファーでだらだらとガムを噛む成瀬は、いつもと同じはずなのに、なんとなくエロく感じた。
「こいつは通称、“愛欲”。性行為をしたことのないおまえでもヤリやすいだろう。“手始めに”こいつとやってみるといい」
「手始めにって…」
「まさか一度ヤったくらいで満足はしないだろ」
今までの天原のイメージではおよそ想像できなかった発言。
こいつ…。
と、成瀬が口を開く。
「じゃあ、始める?ガム飲み込みたくないから、あたしは寝転がらないけど」
「寝転がらないって…」
「正常位じゃないってこと」
「え…、じゃあ、どうやって…?」
「…座ってやれば」
天原が口を挟む。さっきからこいつは…まるでヤリ慣れてるような口調。
「座ってって…どう…」
天原は静かにソファーへ戻っていく。成瀬の隣に座り、目配せをすると、片膝の上に同じ向きで成瀬が乗った。
天原はスカートの中に手を入れ、パンツの上から、ぐにぐにと指でいじる。
「んっ……」
成瀬の口から甘い息がこぼれた。白い頬が赤らんでいく。息が上がっていく。そんな中、成瀬は制服のボタンを自ら外し始めた。