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柊屋敷の嫁御様(くすくす姫後日談・その5)
第1章 ヒイラギと姫君
「あ…も」
「入って良いか?」
「ん…お願い…っんん」
ずっと待っていた物に中から押し広げられて、姫の体は蕩けるようにサクナを受け入れました。

「あ、ふ…ぅ」
「何なんだよ、これ…」
「サクナぁ…すごい、きもち、いっ…」
「ああ…気持ちいいな」
「ん、ん、あ、イっちゃいそ…あ」
舌足らずになって嬉しげに呟く姫を見たサクナは、エッロ可愛いなこいつと思いました。

「ふぅ…ん…ふ」
「月のもんの後は、こうなるもんなのか?」
「わかんな…すぐあとにするの、はじめて、だもの」
「そうか、そうだな」
「あ…いっぱい、きもちいっ」
「すっげ、うねって来やがっ」
「ふぁ…あぁ、ん、んっ」
陶酔して我を忘れたように艶めかしく腰を揺らす姫の表情を見て、綺麗だ、とサクナは思いました。
(すっげぇ綺麗だ…綺麗すぎて、めちゃめちゃに壊してぇ…)

「あ、あぁん、すごい、いっぱい、イっちゃ」
くんっと身体が反らされて晒された白い喉に噛みつきたい衝動が湧きましたが、それを堪えて傷つけないように舐め上げました。
「ひゃ…あぁああん!」
それが刺激になったのか、姫は細い声を上げてぶるぶる震え、喘ぎながらかくんと脱力しました。
「あ…は…ぁ、…ん」
「悪ぃ、ちょっと借りる」
「あ…ん、んん、ん」
中から抜かれて外に擦り付けられましたが、そこも感じやすくなっていて、刺激される度に姫の体はびくびくしました。
「くっ……そ…っ」
「ふぁ…あ、ん…」
ぱあっとお腹のあたりに暖かいものが散らされて、姫は深く溜め息を吐きました。


「気持ち悪ぃとこ無ぇか?」
「ん、だいじょぶ…ごめんなさい、ありがと」
体を清めてもらった姫は、よしよしと頭を撫でられて目を瞑って呟きました。
「なかでだしても、よかったのに…」
「始末が面倒だろ、お前もしばらく落ち着かねぇだろうし」
遠出するからな、と抱き寄せられて、姫はふうっと息を吐きました。
「ごめんなさい…」
「なんでだ?」
「わたしばっかり、きもちよかった…」
「馬鹿かお前」
「う」
「ヤッてる最中に言っただろ、クッソ気持ち良かったぞ…出さねぇようにするって決めてなけりゃ危なかったな」
決めてても相当危なかったのですが、結果大丈夫だったので、それは忘れることにしました。

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