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柊屋敷の嫁御様(くすくす姫後日談・その5)
第9章 埃と扉
「…入るって、寝台とか?」
まだくてんとしていた姫は、このまま寝るってことかしらと思いました。
「…とか、お前とかだな」
「へ?」
サクナは姫を姫の部屋の寝台に寝かせて、頭から肩にかけての辺りを撫でました。
「いや、どっちもだ。寝台に入ってからお前だ…な?」
「えぇっ?!…っあんっ!?」
せっかく姫のご希望通り埃を落とせたのですから、浸かっている湯を汚しては、風呂に入った意味がありません。
一緒に入るのは今回が初めての事ですし、今後の為にも姫にお臍を曲げられては困ります。サクナは風呂では持てる我慢と忍耐の全てを注いで堪えました。
姫をきちんと拭くまではと耐えたので、もういい加減忍耐が尽きたのです。
「…熱いな」
「んっ…あっつ…い」
「もうくすぐったく無ぇんだろ?」
「んっ…ぅん、っ」
くすぐったくは有りませんでしたが、リンゴ畑からずっとむずむずしては居ましたので、姫は触れられて貫かれただけで、容易く快楽に突き落とされました。
「やっ、いっ…っ、ん」
「あー…すげぇ…」
中に入れたまま姫を抱き締めて、サクナは目を閉じました。
お風呂で温まり全身薄桃色になった姫の肌は、しっとりと吸い付くようで、いつもに増して快い触り心地と抱き心地でした。
「あ…ぁん」
「…気持ちいいな、お前…」
「サクナ、も」
姫は身を震わせて溜め息を吐き、潤んだ目でサクナを見上げました。
「…すごい…きもち、いぃっ…」
「!」
サクナは忍耐はとっくに捨てて居ましたが、姫の艶やかな囁きを喰らって、更に何かが一山越えました。
「ふゎ!?あ、え、きゅうに、やぁん!」
「クッソ…何なんだよ、風呂っ…!」
「え、ふろ?え、ぁん、あっ、え?」
こうしてリンゴしか夕食を食べなかった二人は、お互いを貪ったのでありました。
まだくてんとしていた姫は、このまま寝るってことかしらと思いました。
「…とか、お前とかだな」
「へ?」
サクナは姫を姫の部屋の寝台に寝かせて、頭から肩にかけての辺りを撫でました。
「いや、どっちもだ。寝台に入ってからお前だ…な?」
「えぇっ?!…っあんっ!?」
せっかく姫のご希望通り埃を落とせたのですから、浸かっている湯を汚しては、風呂に入った意味がありません。
一緒に入るのは今回が初めての事ですし、今後の為にも姫にお臍を曲げられては困ります。サクナは風呂では持てる我慢と忍耐の全てを注いで堪えました。
姫をきちんと拭くまではと耐えたので、もういい加減忍耐が尽きたのです。
「…熱いな」
「んっ…あっつ…い」
「もうくすぐったく無ぇんだろ?」
「んっ…ぅん、っ」
くすぐったくは有りませんでしたが、リンゴ畑からずっとむずむずしては居ましたので、姫は触れられて貫かれただけで、容易く快楽に突き落とされました。
「やっ、いっ…っ、ん」
「あー…すげぇ…」
中に入れたまま姫を抱き締めて、サクナは目を閉じました。
お風呂で温まり全身薄桃色になった姫の肌は、しっとりと吸い付くようで、いつもに増して快い触り心地と抱き心地でした。
「あ…ぁん」
「…気持ちいいな、お前…」
「サクナ、も」
姫は身を震わせて溜め息を吐き、潤んだ目でサクナを見上げました。
「…すごい…きもち、いぃっ…」
「!」
サクナは忍耐はとっくに捨てて居ましたが、姫の艶やかな囁きを喰らって、更に何かが一山越えました。
「ふゎ!?あ、え、きゅうに、やぁん!」
「クッソ…何なんだよ、風呂っ…!」
「え、ふろ?え、ぁん、あっ、え?」
こうしてリンゴしか夕食を食べなかった二人は、お互いを貪ったのでありました。