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愛の調教バトル
第4章 初調教前夜・男の回想1
「いや、やっぱり俺のせいだよ。経験が少ないからどうしたら緊張を解してあげられるか、わからないんだ。でも、何度かしているうちに、上手くなっていくと思うよ」

 
「ううん、そうじゃないの!あたし多分マゾなの!

 普通のセックスだと、身体が強張ってしまってすこしは感じられても、高まってイクことなんてとてもできないの。

 あたし、父がとても怖かったせいで男子が苦手だったから、中学から女子高に入ったの。

 そして高校の時、尊敬していた先輩に気に入られ可愛がられているうちに、レズみたいな関係になってしまったとき、

『こうすると返って、強張りが撮れるかもよ』と、裸で両手両足を縛られあちこちいじられると、本当に強張りが取れていっぱい感じるようになり、ついにはイクこともできるようになってしまったの。

 その先輩は卒業後北海道の大学に行ってしまい、夏休みに会いに行こうとしたら、『ゴメン、こっちで男ができちゃったの!だから悪いけど、貴女との関係は終わりにさせて』と断られてしまったの。


 その後共学の大学に入っても男子が怖いのは変わりなかったで、接触することを極力さけていたんだけど、図書館であなたを見かけたとき、なぜだかうまく説明できないんだけど、全然怖くなくて素敵な人だなと思ったの。

図書館であなたに会えるのをずっと楽しみにしていたの。

 そうしたらあの日、あなたの方から声をかけてきてくれたの。

 すごく、嬉しかったわ。

 それにお話してみると、すごく優しくて頼り甲斐があってしかも成績優秀人であることがわかって、おまけに付き合ってくれるようにもなって、ものすごく幸せになれたわ。

 だからまだ学生なのでプロポーズまではされていないけれど、あなたが将来結婚する気でいてくれることはわかっていたから、今日ホテルに誘ってくれたのはすごく嬉しかったの。

 そしてこんなに愛しているあなたとなら、きっと普通にセックスするこどもできるんじゃないかと、思っていたの。

 それなのに、それなのに・・・とうとうあなたのモノを受け容れることができなくて・・・、こんなにも優しく丁寧に扱ってくれたのに、あなたに失望させてしまったし、
こんなあたし、もうあなたと結婚できないし、見捨てられても仕方がない」

 そこまでいって彼女は両手で顔を覆い、裸でいることも忘れてシクシク泣いた。

 
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