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愛の調教バトル
第4章 初調教前夜・男の回想1

 こうして縛りを通じてセックスの悦びを知った私たちは、

いろいろな縛りを学んでは実践しているうちに、

次第にほかの要素も取り入れた調教に魅力を感じるようになり、

そちらの方でも互いに切磋琢磨して学びと実践を積み重ね、

やがて徐々に自分たち独自の調教スタイルを確立するに至った。


 私たちそのスタイルは、野球のバッテリーになぞらえることができる。

 すなわち、Sである私がピッチャーMである翔子がキャッチャーで、
二人はバッテリーを組み、ピッチャーの私が球の代わりに責めを、
キャッチャーの翔子めがけて投げる。

 キャッチャーの翔子はその責めを、身体を張って受け止める。

 そして、その責めに対する反応と感想や意見という形で、ピッチャーに私に返す。


 こうして、ピッチャーが投げた責めという球が、
その責めに対する反響としてキャッチャーからピッチャーに返ってくるので、
両者の間でキャッチボールが成立する。

これが、Sが責めてMがそれを受けるだけの、通常のSMとの違うところだ。


ピッチャーであるSは、剛速球から様々な球種に相当する、いろいろな責めを行う。

キャッチーであるMは、全身を使ってその責めを受け止め、反響を返す。

野球のバッテリーにとって一番大切なことは、呼吸が合うことであるのとまったく同じで、

調教というキャッチボールで一番大切なことは、SとMとの呼吸がぴったり合うことだ。

そしてセックスは、野球で勝った時のバッテリーの握手に相当する、

互いに満足する調教ができたときにSとMが行う勝利の儀式だという考えに、

私たちは到達したのだ。
 
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