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愛の調教バトル
第4章 初調教前夜・男の回想1
 
 こうして、自分たちなりの調教を確立させつつ、勉学にも励んでいるうちに、

いつしか、私たちは四年生になっていた。

 そして、私は試験に合格して大学院に進学することが決まり、
翔子も公務員試験に受かり、二人とも進路が決まったので、
何回も家を訪問してなじみができていた翔子の母と妹も交えて、
祝いの席を設けた。


 その席で、私にもよくなついていた翔子より8歳齢下の妹の玲子に、
かなり重い心臓疾患があることを知った。

高校生の時に父を亡くして以来、精神面では彼女の家族の中心的存在であったので、
翔子はこの妹の将来のことをとても気にかけていた。

 やがて義妹になることになるこの子のことも、とても可愛く思っていたので、
必要があれば自分も絶対この子の力になることをと、この時私は心で誓った。

 もう家族の一員に加わったような雰囲気でのこの晩餐はとても楽しく、私は久しぶりに饒舌になり、冗談をいいまくって3人を大笑いさせて悦にいっていた。。


そんな順風満帆の幸せな日が、その一月ほど後に暗転し、悲劇が起きてしまった。



 その日の夕方、私と翔子はある駅の駅前で待ち合わせをしていた。

 私はゼミが長引いたため、少し遅刻してその駅前に着いた。

 すると、駅前に救急車やパトカーが何台も来ており、ものすごい大騒ぎになっていた。

 どうしたのかとその辺にいた人に尋ねると、
トラックが暴走して駅前に突っ込み何人も人をはねたんだと、教えてくれた。

 まさかと思って救急車へと走っていくと、

今まさに担架で救急車に運び込まれようとているのが、翔子だった。

 
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