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愛の調教バトル
第6章 初調教・羞恥の涙

「うむ、そうか。

でも無理じゃないかな?

これでアソコを広げて、描かなければならないんだぞ!」

 男は綿棒を1本取り出して、少女に見せた。

「・・・」

♀♀(ひえーっつ!まだ追い打ちがあるんですか?

その綿棒で広げたアソコを描くなんて、それこそ死ね程恥ずかしいです。

泣きたくなってきました。

でも・・・でも・・・今更降参はできません。

泣きたいの無理やり抑えてでも、描くしかないんです)

「わかりました。これで広げます」

 少女は綿棒を受け取り、それを使って自らアソコを広げた。



少女はケースから鉛筆を取り出し描き始めたが、

およその輪郭を描いたところで、筆をいったんとめた。

♀♀(やっぱり、恥かしい!

とても、描けそうにない! 

ああ、どうしよう・・・)

 
 考え込んでいると、男が立って少女の後ろに回ってきた。

♀♀(ああ、筆が進まないので、『悪魔の囁き』をしにいらっしゃったんだわ。

ああ、困った!無理ですとは言いたくない!・・・でも描けないんです!
 
ご主人様、申し訳ありません)


「麗、デッサンて、いいよね」

「えっ・・・は、はい」

「この間麗が描いてくれた私のデッサンを見て、つくづくそう思ったんだ」

「・・・はい」

「あのデッサンは、私にそっくりに描けていたけど、

私が素晴らしいと感心したのは、そうだからじゃない。

それ以上に、麗が私を想ってくれている気持ちが、

ありありと表されていたからなんだ。

ただ形を写し取るだけなら、写真なんかでも十分だけど、

込められた書き手の気持ちをよく伝えられるのは、

やはりデッサンのような手描きのものなんだよね」

「は、はい、その通りだと思います」

 少女が答えると、男はソファーから離れてベッドに行き、腰かけた。

 少女は、頭の中で男の言葉をじっくり反芻してみたが、

やがて、ハッと気がついた。


私、何を描こうとしてるの?

私のアソコのデッサン!・・・そうには違いないけど、

それはいったい、どういう意味をもつものなの?

そのまま写しとっただけならば、それは淫画!

羞恥責めとして考えれば、当然そうだと思える。


でもご主人様は淫画ではなく、私の想いを込めたアートとしてのデッサンを、

求めていらっしゃるのだ。














 
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