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ビスカスくんの下ネタ日記(くすくす姫後日談サイドストーリー)
第7章 火中の栗には気をつけましょう
「馬鹿っ!恥知らずっ!!」
「あー…」
お嬢様は捨て台詞を残して、籠を手に栗の木の有る方に行ってしまわれた。
ひでぇよ、お嬢様…。
もう少し待って下さりゃあ、今現在の粗末な小麦…麻布に包まれても決して気品を失わない、麗しく高貴で有りながらエロさも秘めた香り立つ様なケツに辿り着けやしたのに…。
ま、仕方ねーな。この平手打ちも、なかなか味わいの有る、良い平手打ちですぜ。
腕を上げたねー、お嬢様w
「ビスカスさんっ!!」
この平手打ちぁ俺のお嬢様の暴虐成長コレクションに加えねーといけねーなあと思っていたら、突然呼ばれた。
「おや、スグリさま。栗拾いは、どうなさったんで?」
「栗拾いどころじゃ無いわよ!ローゼル様のお姿が見えないから、探しに来たんだけど、」
「あー、おじょーさまは、あっちいかれやしたぜー」
あー、腫れて来たね。
うまく喋れねーわ。
「知ってるわ、見てたもの…でも、今は、ビスカスさんよ!頬っぺた大丈夫?!」
「あー、だいじょぶです、だいじょぶです。こんななーにちじょーさはんじで…いててて」
「ちょっと待って、喋らないで!…これで、冷やして!」
スグリ様はご自分の手巾を取り出されて、お手持ちの籠に入っていた瓶から水を注がれて浸して軽く絞られて、俺の頬っぺたに当てて下さった。
「ありがとうございやす…あー…きもちいーですね、これ」
「良かった!お水にレモンと薄荷の干したのを入れて漉して有るのよ。ローゼル様ったら、こんなに叩かなくっても…」
「いやー、おれがわるいんでさー」
お嬢様に非のない事をお伝えすると、スグリ様は眉間に皺を寄せられた。
「ビスカスさん…」
「へー」
「叩かれたのは、『へんたい』って言葉に、関係あるの…?」
「そうです、そうです。おじょーさまはへんたいなおれにおいかりなさっ…なんでそんなことしってんですか」
「だって、さっき、聞こえて来たもの」
あー。見ただけじゃなくて、聞こえてたのか。
さすがウサギだ、耳が良いやねw
「…ビスカスさん?」
「へい?」
「…『へんたい』って、なあに?」
スグリ様。
気になるのは、それですかい。
冷やして少し呂律も回復したんで、手当ての御礼に、教えて差し上げることにした。
「あー…」
お嬢様は捨て台詞を残して、籠を手に栗の木の有る方に行ってしまわれた。
ひでぇよ、お嬢様…。
もう少し待って下さりゃあ、今現在の粗末な小麦…麻布に包まれても決して気品を失わない、麗しく高貴で有りながらエロさも秘めた香り立つ様なケツに辿り着けやしたのに…。
ま、仕方ねーな。この平手打ちも、なかなか味わいの有る、良い平手打ちですぜ。
腕を上げたねー、お嬢様w
「ビスカスさんっ!!」
この平手打ちぁ俺のお嬢様の暴虐成長コレクションに加えねーといけねーなあと思っていたら、突然呼ばれた。
「おや、スグリさま。栗拾いは、どうなさったんで?」
「栗拾いどころじゃ無いわよ!ローゼル様のお姿が見えないから、探しに来たんだけど、」
「あー、おじょーさまは、あっちいかれやしたぜー」
あー、腫れて来たね。
うまく喋れねーわ。
「知ってるわ、見てたもの…でも、今は、ビスカスさんよ!頬っぺた大丈夫?!」
「あー、だいじょぶです、だいじょぶです。こんななーにちじょーさはんじで…いててて」
「ちょっと待って、喋らないで!…これで、冷やして!」
スグリ様はご自分の手巾を取り出されて、お手持ちの籠に入っていた瓶から水を注がれて浸して軽く絞られて、俺の頬っぺたに当てて下さった。
「ありがとうございやす…あー…きもちいーですね、これ」
「良かった!お水にレモンと薄荷の干したのを入れて漉して有るのよ。ローゼル様ったら、こんなに叩かなくっても…」
「いやー、おれがわるいんでさー」
お嬢様に非のない事をお伝えすると、スグリ様は眉間に皺を寄せられた。
「ビスカスさん…」
「へー」
「叩かれたのは、『へんたい』って言葉に、関係あるの…?」
「そうです、そうです。おじょーさまはへんたいなおれにおいかりなさっ…なんでそんなことしってんですか」
「だって、さっき、聞こえて来たもの」
あー。見ただけじゃなくて、聞こえてたのか。
さすがウサギだ、耳が良いやねw
「…ビスカスさん?」
「へい?」
「…『へんたい』って、なあに?」
スグリ様。
気になるのは、それですかい。
冷やして少し呂律も回復したんで、手当ての御礼に、教えて差し上げることにした。