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変態センセイの愛人
第7章 教えて、センセイ
身なりを確認するように鏡を見た女の先生は私より先に入り口の方へ歩き出した。
話を終えて静かになったトイレにコツコツとヒールの音が響く。
その音が止まったと思いきや、私にもう一度顔を合わせてきた。
「このストッキング、破れてるみたいだから捨てておきます。……まあ、先生と生徒の禁断の恋って燃えますよね」
それは、他人の恋愛を面白がるような言い方だった。
トイレを出る前にゴミ箱を見ると私の黒いストッキングが雑に捨てられていた。
「………………」
酷い……
捨てられた黒のストッキングを見てるといじめられたようで涙が出てくる……