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第8章 指輪

「前に性欲強くないって言ってたけど、本当は性欲が強いんじゃないですか？
最初に会った時だってエッチな玩具のページを見ていたし」


「あれはたまたま……。っもう、来ないなら私からいくからね」

まだ幼さが残る眼差しを向けてくる北大路さんの顔を引き寄せて強引に唇を重ねる私。

口内に舌を入れて絡ませようとすると頑張ろうとしている私を認めてくれたようにリードをしてくれる。

そして、このキスが引き金となったのかそれから北大路さんは私を激しく求めてきた。


何度も好きと言って、言ってもらえて、夜遅くまでたくさん愛し合った。