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変態センセイの愛人
第6章 甘えて……
「有村さん……」
大人しく抱きしめられているだけで満足かと思いきや、暫くしてから私にキスをして胸を触ってくる。
二十代前半はヤリたい盛りだ。
だけどデートをした時点でこうなることも分かっている。
今日はブラトップではなく、可愛いブラジャーもしてきたから脱がされても大丈夫だ。
色気スイッチを入れても少しは様になる。
何度も唇を重ねている時に指を絡ませられた。
私の指に当たる銀色の指輪。
それが気になって仕方がないけど、今の北大路さんが私を思ってくれていることは確かに伝わってくる。
「好きよ……」
「オレも有村さんのことが好きです」
「私のどこが好きなの?」