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写性 …SHASEI…
第2章 生い立ち

「お嬢様、今日のプレゼントはプリンとゼリーでしたよ。

お父様が早く元気になってまたお話をしましょうねって言ってましたよ。」

「はぁ…はぁ…プリン食べたい。」

プリンがとても美味しく感じた。

「美味しい…」

「良かったですね。お父様沢山持ってきたから、食べたいときは、いつでもお持ちしますよ。」

「ありがとう…」


でも、この後、さらに高熱が出て、私はよく覚えていない。

コンコン…

「沙絵ちゃん…」


「はぁ…はぁ…お父様のプリン…食べたい。」

「沙絵ちゃん…お父様って誰のこと…」

「はぁ…はぁ…お父様のプリン…食べたい。」









沙絵が寝込んでから一週間になる。
自宅療養で大丈夫なのかも気がかりだった。

いつもの時間に訪問する。

「どうぞ、お上がりください。」

「沙絵はよくなったんですか?」

「いえ、旦那様がお話がしたいとお待ちです。」


僕は、応接間に通された。
この部屋に入るのは10年ぶりだろうか…

おばさん、沙織の母親がよく学校帰りに寄るとおやつを出してくれたっけ…


コンコン

「やはり君か…」

「沙絵の具合はどうなんですか?入院しなくて大丈夫なんですか?」

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