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甘ったれなブルー
第1章 目覚めのブルー

悠くんはわたしの初めての人。
初めて心の底から好きになった男の人で、わたしの駄目な所もすぐに悲しくなってしまう所も、何もかも全部丸ごとふんわり優しくその大きな愛で包んでくれた人で・・わたしの初めてを捧げた男性(ひと)。もう、彼のことを考えただけで泣いちゃうぐらい好き。
いつも幸せの量と同じ分だけ哀しいわたしはきっと彼を困らせていると思う。でも悠くんの穏やかな笑顔はいつも変わらない。
彼の限りない優しさに抱かれ、彼の腕に抱かれて愛されながら眠り、これ以上の幸せなんかない・・・それなのにわたしは・・・。
「コーヒーを持ってきたよ。君はベッドのままでいいから一緒に飲もう」
「・・ありがとう」
体に毛布を巻いて上半身を起こす。ベッドの端に座った彼から赤いマグカップを受け取る。とてもいい匂いだ。
初めて心の底から好きになった男の人で、わたしの駄目な所もすぐに悲しくなってしまう所も、何もかも全部丸ごとふんわり優しくその大きな愛で包んでくれた人で・・わたしの初めてを捧げた男性(ひと)。もう、彼のことを考えただけで泣いちゃうぐらい好き。
いつも幸せの量と同じ分だけ哀しいわたしはきっと彼を困らせていると思う。でも悠くんの穏やかな笑顔はいつも変わらない。
彼の限りない優しさに抱かれ、彼の腕に抱かれて愛されながら眠り、これ以上の幸せなんかない・・・それなのにわたしは・・・。
「コーヒーを持ってきたよ。君はベッドのままでいいから一緒に飲もう」
「・・ありがとう」
体に毛布を巻いて上半身を起こす。ベッドの端に座った彼から赤いマグカップを受け取る。とてもいい匂いだ。

