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私怨の宴 背徳の凌辱
第5章 義母と娘は生き地獄へと誘われ…
「それにしても、あんたの亭主は羨ましいねぇ、あんたみたいな女優張りの女房を毎日でも抱けるんだからさぁ。知ってるか? 俺らアジア系の中じゃあ、日本人の女が一番価値があるんだよ。人身売買でも、肉便器にするのでも、日本人の女が絡むとすぐ仲間が先を争って集まってくるのさ。特に、あんたみたいな、美人とくりゃあ、なおさら、ネ」
李は、屈折した形ではあるものの女好きで知られたその残忍な顔を、大の字に繋がれ、無防備な志桜里の首筋に近づけ、ベロをその白い項に這わせる。唾液の痕が人妻の肌に、湿った軌跡を作る。
「そんな女を手に入れたってぇのに、案外と愛情は薄いのかねぇ。亭主は信用しないほうがいいよ、奥さん」
「な、何のことかしら…?」
志桜里が貌を嫌悪に顰めつつ、問い返す。
「あんたの亭主は嘘をついたうえ、約束も違えている。あんたに持たせた、この組対5課、面割のリスト…真っ赤な偽物だってよ」
「そ、そんな…」
そう言いつつも、志桜里は夫が警察情報を売るとは考えておらず、そのことでは、恭平を恨む気持ちなど微塵もなかった。

「しかも、だよ…。『日本男児らしく』ないよねぇ、あんたの旦那は。一人で俺と闘うどころか、姑息なスパイをあんたにつけてやがった。銃撃戦でもするつもりだったのかねぇ」
志桜里は、自分が拉致をされた記憶を思い返し、恐怖に綺麗な貌を青ざめさせた。
「可愛い女房の護衛のつもりだったのかねぇ…。でも…」
李愛臣は心底愉しそうにのたまう。
「その、スパイが裏切り者だったとは、夢にも思わない間抜け刑事だったわけだけどな」
そう、志桜里を誘拐したのは―――。
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