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私怨の宴 背徳の凌辱
第6章 裏切りの正体、そして一家は破滅への道をたどる
恭平は、李愛臣から指定された場所へと向かった。意外にも、妻が連れ去られた場所からほど近い雑居ビルの裏手には、志桜里の愛車が停泊している。
(間違いなく、ココのようだな)
裏口の朽ちかけたアルミ扉を押し開ける。すぐに地下へ通じる狭い階段が見え、そこを静かに降りていく。潜入は珍しくない行動だが、警察組織の一員として行動するときと訳が違う。今は一人、マフィアと対峙する一人の男でしかない。だが、逃げることは許されない。愛娘に愛する妻が、因縁の相手の手中にあるのだ。意を決して暗がりに身を投じる恭平。かつては小さなバーだったことを彷彿さえるカウンターの下に椅子が散乱している。その中に、後ろ手に縛めを受けた男がいた。
「石岡!!」
恭平は駆け寄り、口に貼られていた粘着テープをはがす。
「あぁ、うぅ、す、すまねぇ…」
「無事か? …志桜里は、美空はどこだ!?」
「あんまり大声を出すな。…二人は、この奥だ…」

石岡の口調からは、妻と娘が酒池肉林の宴の肴にされていることが容易に想像できた。
「今がチャンスかもしれねぇ。奴らは二人をどう、愉しむかで揉めてやがった。根岸がここに到着したことすら気が付いていねえかも」
手首の縛めを解いてやると、石岡は恭平を促し、奥の扉を顎でしゃくる。妻と娘が穢される、そのことでアドレナリンが沸き返りつつある恭平は冷静さを失っていた。が、次の瞬間、恭平の後頭部に激痛が走り、間もなく意識が遠のいた――――。

全裸の母娘は、四肢を繋がれた鎖を軋ませつつ狂おし気に身悶え、喘いでいた。
「あぁ…お、お願い…こ、こんなこと…こんな辱めは…やめてあげて…せめて、美空ちゃんは、娘だけは解放してあげて…あッ、あぁッ!!…」
女優張りの美貌を歪め、涙ながらに娘の釈放だけはと、願う志桜里。

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