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愛は奪うもの。故に我は貴女を奪う。
第1章 寂しい体
あれ・・どうして涙が・・こらえようとすればするほど涙が溢れてきて、終いには手で顔を覆って泣き出してしまった。せめて彼の前で泣き声は出さないように、歯を食いしばってこらえる。

「美緒さん・・」槙野は震える華奢な肩を見ていた。顔を覆った細い指先。艶のある束ねた髪。泣きじゃくるたびに揺れる体。急に取り乱したことを詫びる小さな声。何でもない、少しすればおさまるからとその小さな声が言う。

どうすればいい、僕は男としてどう行動すればいいんだ、と槙野は歯がゆい思いで美緒の突然の嗚咽を見守る。何も出来ずただ見守ることしか出来ない自分が情けなかった。
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