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ほのぼのした時間を
第2章 おじちゃん
「…お姉ちゃんかな?」
「…みずのこと好きちゃうん(´・ω・` )?」
「そんなわけないやろ!瑞樹のことも大好きやからな!」
抱き締めて頬擦りすると、くすぐったそうに身を捩るけど、逃さへんよ…
ピンポーン…
「はい」
モニターで確認すると、メンバー3人がスーパーの袋を持って立っていた。
夕方から俺ん家で焼肉パーティするって言ってたけど、来るの早くない?
涼「集まったついでに、楽曲制作もしよって事になったから」
「今兄貴来てるからさ、その後でええか?」
涼「あっちゃん来てんの!?行く!」
兄「誰や?」
「メンバー」
兄「やったら、俺らおいとまするけど」
「もうちょい居ってよ。涼介、兄貴に会いたがってるし」
玄関が開くと同時に、涼介が兄貴に思いっきり抱き付いた。
涼「あっちゃん!」
兄「りょう!元気やったか!?」
涼「元気やで!てか、この前ライブ来てくれたばっかりやろ!?」
隣同士の我が家と大橋家は家族ぐるみの付き合いで、兄貴と涼介はめっちゃ仲が良い。
この前神戸のライブ後の打ち上げで仲良く酔っ払ってたくらい。
ちなみに、瑞樹は当日雪絵さんのご両親に預かって貰ってた。