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ほのぼのした時間を
第11章 ハロウィン
「もう!変な事言ってないで、早く行こ!良い席無くなっちゃうよ」
「あ、ホントだ!車取りに行くから、先エントランスで待ってて」
ーーーーーーー
「美味しかったねー。美咲ありがと、奢ってもらっちゃって…」
「こっちこそ。茜が来てくれたお陰で美味しいもの食べられたんだし良いよ」
食事を終えて店から出ると、コスプレをした人達が行き交っていた。
流石ハロウィン、今年も渋谷は凄い人だろうな…
「ねえ、どこかで飲んでいかない?車は代行呼ぶから」
「んー、ちょっとだけなら良いよ。まだ時間もあるし」
近くのバーに入ると、お客さんの半分はコスプレをした人。
悪魔の格好をした女の子や、有名なキャラのコスプレをした人なんかも。
「茜が男装してるから、変な男は寄ってこないわねー」
「いや、薬指の指輪見たら、誘わないでしょ?それでも寄ってくる男はロクでもないよ?」
「もー、私はヒロくん一筋だから!」