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ほのぼのした時間を
第12章 クリスマスフェス参戦

その答えにホッとした。
もしかしたら、女の子と泊まってたかもしれないから…

「なに、その顔?『女の子と泊まるんじゃ…』って想像した?」
「うっ…」
「ははっ、図星か。酷いなー、そんな軽い男じゃないのに…」

春人はショボンとしたまま、グラスに残ったワインを一気飲みした。
余計な事想像したから、春人をまた傷付けちゃった…

「春人ごめんね…疑ったりして…」

肩に触れようとした瞬間、身体を引き寄せられた。
唇を塞がれ、口内にワインが流し込まれる。

「ん、んっ…」
「ん、ふぅ…分かった?」
「えっ…」

口から垂れたワインを拭いながら春人が尋ねる。
キスとアルコールのせいなのか、身体が火照ってきた。

「こんな事するくらい好きなのに…他の女の子に浮気すると思う?」
「ごめんなさい…」
「んー、まだ俺の愛情が全部伝わってないんかな…?」
「えっ?」

あっという間に押し倒され、春人の背後に天井が見える。




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