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ほのぼのした時間を
第13章 おじちゃん3

俺と居られると分かったのか、瑞樹の顔が明るくなった。

「はりゅ、一緒におる?」
「おう、2人でお留守番や」
「やったー!」

俺と一緒なのが嬉しくて、ピョンピョン跳ねる。
はい、可愛い。

「瑞樹、はるくんと大人しくお留守番しとくんやで」
「はーい!!」

雪絵さんを見送ってリビングに戻ると、瑞樹はスケッチブックを広げて、クレヨンでお絵描きを始めた。

「瑞樹、爺ちゃんらどこ行ったか知ってるか?」
「じいじとばあば、はりゅに美味しいご飯作ってあげるって、ココスコに買い物に行った」

ココスコやったら結構遠いから、しばらく帰って来やんか…

「夏美は?」
「なっちゃんはお友達とお出掛けやで」

俺が久々に帰ってくるのに、なんで皆家に居てへんねん…

「瑞樹はパパのお迎え行かんで良かったんか?」
「うん。だってパパ、和也くんと結婚したらアカンって言うんやもん」
「和也くんって誰や?」
「保育所のお友達。みず、大人になったら和也くんと結婚するねん」




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