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ほのぼのした時間を
第13章 おじちゃん3

瑞樹は1ミリも悪くないのに、そんな顔して…
ケンカしてもパパの事大好きなんやな…

「そんな事ないで。パパは和也くんにヤキモチ妬いてるねん」
「やきもち?」
「うん。パパは瑞樹の事大好きやから、和也くんに取られると思ったんやな。だからつい意地悪な事言ってもうたんやと思うで」

「瑞樹の事が大好き」だと伝えれば、顔がパッと華やいだ。

「パパとはいつも一緒やのに…」
「あはは、パパは欲張りやから、和也くんと居てるより、自分と居て欲しいんやと思うわ」

来た当初は少しムスッとしていた瑞樹やけど、今はパパに会いたくて仕方なさそう。

「さあ、食べ終わったら、仲直りのためにパパの似顔絵描くか?」
「うん」

食後、瑞樹はすぐにスケッチブックを開き、ページいっぱいに大きな顔を描いた。

洗い物をしていると、扉をカリカリと引っ掻く音が聞こえた。

「…なんや今の?」
「あっ、ジョンや。ばあばな、ペット飼ったんや」
「へー」

「ジョン」って言うほどやから、定番の柴犬かな?



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