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ほのぼのした時間を
第14章 年下の彼女2
着替えて寝室で音楽雑誌を眺めていると、しばらくして茜も寝室に入ってきた。
「鼻血止まった?」
「うん。それより、こっち来て」
「…うん」
ベッドの縁に座ると、後ろから抱き締めた。
少し彼女の身体が強張るのを感じた。
そんなに俺とエッチしたくないんかな…?
「茜ちゃん、今日もダメ?」
「うん、ごめんね…」
「謝らんでもええけど、断る理由を知りたいな。俺としても気持ち良くない?俺ってヘタ?」
俺が初めての相手にそんな事聞いてもどうにもならんけど、そこはハッキリさせたかった。
ヘタなんやったら、勉強してテクを向上させるし…
「違うよ。ただ…」
「ただ?」
「………」
途端に黙り込み、俺の腕を掴む手にギュッと力が込められた。
何となく言いたくなさそうな感じがするな…
「分かった。茜ちゃんのタイミングとか気持ちが固まったら、俺とエッチしよ?」
「えっ?いいの?」
「まあ…出来れば早くシたいけど」
「うん、分かった。ごめんね」