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ほのぼのした時間を
第14章 年下の彼女2

宮城へ旅行に行ってきたスタッフさんから貰った牛タンのスモークを食べやすい大きさに切って、フライパンでさっと炒める。
牛タンをお皿に移して、チーズとコンビニで買ったスティック野菜を用意する。

「はい、出来たから熱いうちに食べて」
「いただきます…」

茜は牛タンを一切れ食べてしばらく咀嚼していると、焼酎を入れたコップに手を伸ばして、グッと酒を煽る。

「はぁ…美味しい…」
「やろ?お酒も進むな」
「うん…」

微妙な反応やな…
もしかして、酔っ払いたくないん?

「もっとお酒飲んでもええよ」
「でも…」
「気持ち良い事したくないん?」
「……」
「俺は茜が気持ち良くなるとこ見たい」

茜からコップを受け取って、新たにお湯割りを作る。
それを受け取ると、チビチビと酒を飲む。

「まだ2人には時間があるから、もし今日無理でも焦らずにいこ?」
「うん…」
「まあ、イカせられるくらい俺が上手いかどうかは分からんけど…」
「そんな事ないよ…初めてした時、その…気持ち良かったし」





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