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ほのぼのした時間を
第4章 バカンス
夕食はホテルの豪華なビュッフェ。
目の前で豪快に焼かれるお肉に釘付け!
「凄い、美味しそう…」
「茜さんって普段は少食なんやって?」
「うん。忙しいと昼抜きはザラかな?」
「それはアカンよ!ちゃんと食べやな、倒れるって。ほら、肉」
焼き上がったステーキや肉料理をお皿にドッサリよそっていく。
「運動部の食事じゃないんだから…」
「ええの。茜さんはもうちょいお肉付けた方がええよ」
「んー」
美味しいけど、この量は食べ切れないな…
「春人、残り食べて…アレ?居ない」
「お待たせ、お酒持って来たよ」
春人の手には赤ワインが…
「せっかく旅行に来たんやから、思いっきり飲んでもええよ。酔い潰れたら、俺が介抱するから」
「わー!やったー」
その後はグラスを片手に、お肉を食らいまくった。
お肉とワインは合うわー!
食べ終わる頃には、程よく酔っていて、春人に寄り掛かって部屋に戻った。