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ほのぼのした時間を
第6章 日常3
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「あー、ハラハラした」
「それはこっちのセリフです!」
休憩を挟みつつ、1時間半のレッスンが終わった。
その間ずっと春人が近くに居て、コーチの動きを観察していた。
休憩の間、親しげに話してくるコーチを凄い睨んでたのは怖かったな…
「だって、茜さんがバランス崩してあのコーチに抱き着かんか心配やったんやで」
「今回は大丈夫だったよ。足付くし、波も無いから」
コンビニで買ったアイスをかじりながら、近くのスタジオに向かう。
「それに茜さんが俺以外の裸体見て、ドキドキしたらどうしようって思ってたんよ」
「ドキドキしなかったから安心して。裸を見てドキドキするのは春人だけだから…」
春人の裸は色気ダダ漏れだから、ドキドキを通り越して鼻血ものなんだけど…
「そうか、俺の裸好きなんやな…」
「え、いや、それは…」
「分かった。今夜茜さんのことドキドキさせたるから」
「だから、違うって…」
ー完ー