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ほのぼのした時間を
第7章 おじちゃん2

滑り台から滑って、少し加速してプールに着水した。
出口で待っていた茜さんに満面の笑みで駆け寄った。

「おもろーい!もう一回するー!」
「うん。ちゃんと並んでね」
「はーい」

3度滑ってから、次に向かったのは流れるプール。
瑞樹にはしっかりクッキーの浮き輪を付けさせて、プールに入れた。

「わー、すごーい!」
雪「バタバタしたら危ないから、静かに浮かんどき」
「はーい」

浮き輪をしっかりと掴んでプカプカ浮かぶ瑞樹。
その隣で、浮き輪を使わずに浮こうとしてる茜さんが。
前に比べたら泳ぐの上手なってる。

「まだスイミングスクール行ってるん?」
「うん、泳ぐの楽しくなっちゃった」
「…あの男のコーチに教えてもらってるん?」

茜さんの初回講習の際に見かけた、あの爽やかイケメンコーチを思い出した。
あの人、イケメンやし教え方が凄い丁寧で女の人に圧倒的人気を誇っている。

茜さんはあの人に興味は無いって言ってくれたけど、やっぱ心配。





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