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白濁の泉
第2章 なれ初め
夏の日差しが照りつけ、高い湿気が肌に貼り付く様な七月末のある日の事。
その日は平日でありながら、世間では一般的企業のボーナス支給日の翌日で、朝から営業途中の様なネクタイを締めたサラリーマン風のお客さんが多く訪れていました。
指名客より、フリーでのショートタイムのお客さんばかりが付く日で、指名のお客さんを増やすにはフリーのお客さんに付く機会を増やす事が大切なのは分かっていたのですが、その日は生理中だったので気分も重く、あまり意欲的にお客さんに付いてはいませんでした。
午後も3時を過ぎた頃、50代位のお客様をお迎え。
そのお客さんはとても不機嫌で、待合室で長く待たされたせいもありとてもイライラした様子でした。プレイルームに入るなり一人で慌ただしく服を脱ぎ、まるで一人でサウナにでもいるようにシャワーに入りました。私も急いで後を追う様にシャワー室に入ったのですが、入るなりいきなり胸を掴まれ壁に押し付けられる様にして迫って来ました。
「お客さん、少し落ち着いてください。お急ぎなんですか?」
僅かに私の脈は乱れ、顔が引き吊っているだろうと思いながら懸命に笑みを浮かべ、相手のぺニスを優しく握りゆっくりとしごいた。
そのぺニスの太さや長さは異様に大きく、ロングサイズの缶コーヒーの先にお饅頭が付いてる様な大きさ。
「オチンチンこんなに大きくなっちゃってるのに、お待たせしてごめんなさいねぇ」
「本当!待たせ過ぎだよ!待ち時間10分程度て言うから金払ったのに、俺5時までに会社戻らなきゃいけないんだよ!」
そう言いながら、お客さんは身体を洗い終えるとシャワー室から出てベットへとさっさと1人で向かう始末……。
私もろくに自分の身体を拭かず、タオルを巻いて後を追うしかありませんでした。