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白濁の泉
第4章 巡礼者
性の曼陀羅が描かれている。
張り付け台に横たわる美しき紙の化身
煩悩と性欲操られた民
その不埒な欲望と邪念を浄化するが故、
美しき神の化身はその身で民に民を沈め受け止める。
千春を中心に群がる男達が形成する図が私に神秘的な思考を与えたのか?
それとも、気がふれる程の興奮に意識が狂いだしたのだろうか。
時に、戒めを描いた宗教画などには想像を絶するエロスが潜む事がある。
今まさに、その想像を絶する世界に私は佇んでいるかも知れない。
仰向けのまま身動きが取れない千春の二つ乳房には、左右に分かれ一人づつ男の頭が蠢き乳首や脇の下 手の指の間までなめつくしていた。
そして、口元にも左右に男が立ちはだかりそそり立つぺニスを突きだしWフェラをさせている。
千春の手により先端を合わせ連結されたぺニスはカリの裏や尿道の裂け目 竿の根元い至るまで舌と唇でなぞられ
二人平等に一連の動作でフェラされて行く。
下半身では二人の男が交代でオマンコへの指や入れやクンニを楽しんでいた。
Gスポットを探る手付きで膣内で指を立て出し入れすると中はグチュグチュに濡れている音がする。
流れでる愛液を追う様に肛門へ向かう男の口は舌を尖らせアナルまでも解す様に舐めていた。
群れは暗黙のもと、頻繁にポジションのローテーションを繰り返す。
それは聖地を廻る巡礼の様だ。
そんな彼等の礼拝もそろそろ終わりに近づいていた。
このシーンの尺が迫っているのだろう。
監督の米沢がADに耳打ちするとそのADはカメラマンの後ろ手に回り『射精』と殴り書きされたカンペを掲げた。