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白濁の泉
第5章 『N』
第1節の撮影が終わると
女性のメイクさんがバスローブを持ってやって来た。
彼女は「お疲れ様です、シャワー室に案内します」と、この撮影現場に似合わない爽やかな笑顔で私を労ってくれシャワー室まで案内してくれた。
シャワーに向かう途中、部屋の隅で淫行を見守っていてくれた夫に顔を向けると撮影中ずっと強張っていた表情が緩み笑みを浮かべて応えてくれた。
一瞬だがいつもの夫の顔に戻った。
シャワー室に入ると側面には大きな鏡があり、撮影が終わったままの自分の姿を映して見た。
ほんのり紅葉した頬 微かに汗ばんだ額
真っ赤なレースのブラは腰に巻きつ男優さん達の汗と精液で湿っていた。
身体中に放たれ精液は所々乾燥し始めていたが、大半は今も生々しく私の身体に付着している。
いまだに沢山の手でまさぐられた感覚が肌に残っていて複雑な気持ちになっていた。
風俗での経験がある私だったが、カメラやスタッフさん大勢のギャラリーそして、夫の潤が見ている前で一度に6人もの男性の相手をしたのだから・・。
正直、驚いたと言うよりどう反応していいのか戸惑ったが、不思議と恐怖感や拒絶感はなかった。
この情況にどう身を任せていいのか分からないでいた。
複数プレイなど生まれて始めての経験なのだから仕方あるまいと思う。
そんなとりとめない事を考えシャワーを浴びていたが
人知れず私にしか分からない心と身体の変化を覚っていたのだった。
女性のメイクさんがバスローブを持ってやって来た。
彼女は「お疲れ様です、シャワー室に案内します」と、この撮影現場に似合わない爽やかな笑顔で私を労ってくれシャワー室まで案内してくれた。
シャワーに向かう途中、部屋の隅で淫行を見守っていてくれた夫に顔を向けると撮影中ずっと強張っていた表情が緩み笑みを浮かべて応えてくれた。
一瞬だがいつもの夫の顔に戻った。
シャワー室に入ると側面には大きな鏡があり、撮影が終わったままの自分の姿を映して見た。
ほんのり紅葉した頬 微かに汗ばんだ額
真っ赤なレースのブラは腰に巻きつ男優さん達の汗と精液で湿っていた。
身体中に放たれ精液は所々乾燥し始めていたが、大半は今も生々しく私の身体に付着している。
いまだに沢山の手でまさぐられた感覚が肌に残っていて複雑な気持ちになっていた。
風俗での経験がある私だったが、カメラやスタッフさん大勢のギャラリーそして、夫の潤が見ている前で一度に6人もの男性の相手をしたのだから・・。
正直、驚いたと言うよりどう反応していいのか戸惑ったが、不思議と恐怖感や拒絶感はなかった。
この情況にどう身を任せていいのか分からないでいた。
複数プレイなど生まれて始めての経験なのだから仕方あるまいと思う。
そんなとりとめない事を考えシャワーを浴びていたが
人知れず私にしか分からない心と身体の変化を覚っていたのだった。