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白濁の泉
第1章 始まり。
千春はアッケラカンとした性格で、以前より風俗嬢として働いていた頃の事とをごく普通に話してくれた。
印象深い客、変わった性癖を持つ客、驚くほど大きなぺニスを持つ客、真性包茎の客。プレイ中のテクニックや他の女の子やスタッフ店の裏事情など、私は千春のそんな艶話を聞く度に底知れぬ興奮を覚え、一人になると風俗嬢として客に奉仕する愛妻の姿を思い浮かべては隠れてオナニーをし、時にはセックスの最中に肥大した妄想に支配され激しく千春の身体を抱いた。無意識で思わず堪え切れず耳元で囁いた事もあった。

『クンニされて感じた客は居たか?』

『本番した事はある?』

『精液の味は人それぞれなのか?』

子供じみた質問を投げかけては千春の小悪魔っぽい返答にゾクゾクし自ら興奮を煽っていた。

口には出さないものの、千春は私の性癖に気が付いるのではないか?
そう感じると心に潜む得体の知れない邪気の存在に怯えた時もあった。と同時に、危機をしのいだ安堵のせいか、以前より増して千春に重ねる淫らな想像を駆り立てた。
風俗に戻り客と戯れる姿や淫靡な魅力を放ち客を挑発する姿を想い描いては痛いほど勃起する日々が続いていたのだった。
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