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白濁の泉
第1章 始まり。

発散する事の出来ない性欲を抱えながら2年ほどの月日が過ぎ、事業も資金繰りも軌道に乗り、平穏と順調……言い換えれば刺激のない平凡な生活を過ごしていた。
だが、転機は付とした出来事で訪れ、それを境に私達夫婦の性は一変して行くのだった。
ある日、久しぶりに幼なじみの友人米沢から食事の誘いを受けた。
米沢とは以前から千春も面識が深く、気さくな人柄の彼に対して好感をもっていたので私は夫婦一緒に会い食事を共にする事にした。
米沢は大手アダルト映像メーカーで役員をしており、配信や権利の管理を主に担う仕事をしている。
3人で酒を酌み交わしながらお互いの仕事の話や、彼がつい最近離婚した事など面白楽しく世間話に華を咲かせ時を過ごした。
時間を追う毎に皆酔いもまわり、米沢が冗談のつもりか千春にAV出演オファーと破格のギャラの提示をしていたが私は気にも止めなかった。
米沢は以前より千春の日本人離れしたノスタルジックな顔つきを絶賛していた。
彼はアダルト業界における固定概念的な流れである巨乳女優アリキを否定するアンチ巨乳派でもある。ゆえに、小振りながらも形の整った美乳を持つ千春が気に入ったのだろう。仕事柄、服の上からでも女性の身体をレントゲンの様に見抜けると豪語していた。
私は米沢のそんな定番話をを横目に聞きながら、レントゲンなら骨格しか判らないじゃないかと、半ばあきれ加減に酒を飲んでいた。
千春が同席するといつもそうだが、彼には友人の妻であるとの遠慮などなく私がいても平気で口説いたり手を繋いだりとまるで合コンではしゃぐ男子学生の様だ。
千春は米沢にとってお気に入りのマドンナ的存在なのだろう。
夫である私が言うのもおかしな事だが千春はよくナンパされる。つい最近も一人でコンビニで買い物中に見知らぬ男性からメール交換を求められたと言っていた事もあった。
夫婦で外出中も、すれ違う男性の目が千春を捕らえている事に気づく事がある。身体の線がはっきりと浮かぶタイトなワイピースを好んで着るせいか、セクシーに胸元や腰つきが際立つのだ。
男の性欲をそそる色っぽさのある女性である事は確かだと思う。
私は米沢のアダルト女優のオファーなど調子のいい酔っぱらいの戯言としか思っておらず、まさか千春の心を揺れ動かしていたとは知る由もなかった。
だが、転機は付とした出来事で訪れ、それを境に私達夫婦の性は一変して行くのだった。
ある日、久しぶりに幼なじみの友人米沢から食事の誘いを受けた。
米沢とは以前から千春も面識が深く、気さくな人柄の彼に対して好感をもっていたので私は夫婦一緒に会い食事を共にする事にした。
米沢は大手アダルト映像メーカーで役員をしており、配信や権利の管理を主に担う仕事をしている。
3人で酒を酌み交わしながらお互いの仕事の話や、彼がつい最近離婚した事など面白楽しく世間話に華を咲かせ時を過ごした。
時間を追う毎に皆酔いもまわり、米沢が冗談のつもりか千春にAV出演オファーと破格のギャラの提示をしていたが私は気にも止めなかった。
米沢は以前より千春の日本人離れしたノスタルジックな顔つきを絶賛していた。
彼はアダルト業界における固定概念的な流れである巨乳女優アリキを否定するアンチ巨乳派でもある。ゆえに、小振りながらも形の整った美乳を持つ千春が気に入ったのだろう。仕事柄、服の上からでも女性の身体をレントゲンの様に見抜けると豪語していた。
私は米沢のそんな定番話をを横目に聞きながら、レントゲンなら骨格しか判らないじゃないかと、半ばあきれ加減に酒を飲んでいた。
千春が同席するといつもそうだが、彼には友人の妻であるとの遠慮などなく私がいても平気で口説いたり手を繋いだりとまるで合コンではしゃぐ男子学生の様だ。
千春は米沢にとってお気に入りのマドンナ的存在なのだろう。
夫である私が言うのもおかしな事だが千春はよくナンパされる。つい最近も一人でコンビニで買い物中に見知らぬ男性からメール交換を求められたと言っていた事もあった。
夫婦で外出中も、すれ違う男性の目が千春を捕らえている事に気づく事がある。身体の線がはっきりと浮かぶタイトなワイピースを好んで着るせいか、セクシーに胸元や腰つきが際立つのだ。
男の性欲をそそる色っぽさのある女性である事は確かだと思う。
私は米沢のアダルト女優のオファーなど調子のいい酔っぱらいの戯言としか思っておらず、まさか千春の心を揺れ動かしていたとは知る由もなかった。

