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白濁の泉
第1章 始まり。
タクシーの運転手はきっと気付いていたのだろう。
いつの間にか後方を見る筈のルームミラーは明かに下を向き私達夫婦を観察していた。きっと彼の方向からだと千春のスカートの中を僅かながら覗く事が出来ただろう。
時折不自然な行動でうつむき眼球だけが鋭く動いている。

その間も千春の責めは続き、棒付キャンディを味わうかの様にペニスの先をスッポリ口に含み舌を転がしながらゆっくり上下にスイングを続ける。苦し気な息使いと表情浮かべては私を見つめて何かを問いかけている様だった。

千春は私の右手を掴むと膝の間からスカートの中に導き入れた。
発情に蒸れた股間の内部は溢れ出た愛液で下着が恥部に張り付き妻の勃起したクリトリスを容易に探り当てる事が出来た。
薬指の腹を割れ目に沿い這わしていると、襞は クチュクチュと微かな音を立て車内に響いていた。
私は、わざと運転手に見せつける様に千春のパンティーを股間節のあたりに手繰り寄せオマンコの割れ目の中に指を沈め見せつけた。

『運転手さんが千春のオマンコに釘付けになってるよ』

こっそり耳元でそう囁くと千春はフェラしながら私の太股を強くつねった。

熟れたオマンコに指を抜き差ししながら時にクリトリスを軽く弾く様に愛撫すると千春の身体は痙攣を起こしたかの様に身を揺らせた。あえぎ声を殺す為か、私のぺニスに歯をたてぬ様に気遣いながら強く唇をつぐむ時、締め付けらる快感が脳幹を突き抜けて行く。

千春も私も、もう限界だった。



『お客さん、そろそろだよ』



ぶっきらぼうな運転手が充血した目で振り返った。
一瞬であったが興奮に満ちたあの目で。
愛液にまみれた千春のオマンコを凝視していたのだ。きっと脳裏に焼き付けていたのだろう。

千春は驚き咄嗟にフェラしたまま膝を閉じようと内腿に力が入ったが私は腕で阻止し閉じる事を許さなかった。

爆発寸前の夫婦の情事は、ささやかな一瞬のご褒美を運転手に与え
終わりを告げた。
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