この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
50センチの距離
第16章 クリスマス シュトーレン
12月に入って。
ランチタイムにオンブラージュに行くと、メニューの食後のコーヒー+100円の横に、手書きのシールが貼られてた。

12月限定 シュトーレンサービス中

「シュトーレンてなんですか?」

「ドイツのパンみたいなもん。中にドライフルーツとかナッツが入っててね。スパイスも効いてて、俺は割と好き。固めの日保ちするパンを薄切りにしてクリスマスまで少しずつ食べるんだよ。そうやってクリスマスまであと何日、みたいな楽しみにするみたいだね。里見の店に頼んで作ってもらってるんだ。コーヒーのお供に。要るかどうかは一応聞いてから出してるけど。サービスだから大概みんな最初は食べてくれるね。で、味の好みで2回目からは自分でつけてー、とか要らないって言ってくれる人がほとんど。イタリアのクリスマススイーツだとパネトーネって砂糖漬けのフルーツが入ったスポンジケーキが一般的なんだけど、アレは甘すぎて俺自身があんまり好きじゃないんだ。だから敢えてのドイツ風」

「へぇ〜…なんだかアドベントカレンダーみたいですね!」

「アドベントカレンダーて何?」
/507ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ