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50センチの距離
第16章 クリスマス シュトーレン
「美味しい!」
「どうも。」
「高塚さんの作るナポリタン本当好き!ここのお料理全部外れないけどナポリタンが一番好きかも!」
パスタを巻き取ってはモグモグ食べて、ごくんと飲み込んだ合間に喋る。
「そう?ありがとう。そう言ってもらえると作り甲斐があるよ。」
「なんか、コツとかあるんですか?」
「コレは昔から作ってたからなぁ…試行錯誤しながら今に至る感じ?」
イタリアンレストランで働いてたって言ってたしね…あれ?でもイタリアンのお店にナポリタンてあったっけ?
もっとお洒落な名前で似たようなのあるのかな。イタリアン食べに行ってもカルボナーラとかジェノベーゼとかペスカトーレとかは食べる機会があるけど…そういやナポリタンて食べたことない…
私が知らないだけなのかな…
食べながら考え込んでたら、喋らない分黙々と食べ続けて、すぐにお皿が空になった。
巻き取るパスタがなくなって、お皿の隅に余った野菜をフォークで掻き集めてたら、
「パン要る?」
と高塚さんが薄切りのバゲットを2枚小皿に入れて出してくれた。
「どうも。」
「高塚さんの作るナポリタン本当好き!ここのお料理全部外れないけどナポリタンが一番好きかも!」
パスタを巻き取ってはモグモグ食べて、ごくんと飲み込んだ合間に喋る。
「そう?ありがとう。そう言ってもらえると作り甲斐があるよ。」
「なんか、コツとかあるんですか?」
「コレは昔から作ってたからなぁ…試行錯誤しながら今に至る感じ?」
イタリアンレストランで働いてたって言ってたしね…あれ?でもイタリアンのお店にナポリタンてあったっけ?
もっとお洒落な名前で似たようなのあるのかな。イタリアン食べに行ってもカルボナーラとかジェノベーゼとかペスカトーレとかは食べる機会があるけど…そういやナポリタンて食べたことない…
私が知らないだけなのかな…
食べながら考え込んでたら、喋らない分黙々と食べ続けて、すぐにお皿が空になった。
巻き取るパスタがなくなって、お皿の隅に余った野菜をフォークで掻き集めてたら、
「パン要る?」
と高塚さんが薄切りのバゲットを2枚小皿に入れて出してくれた。