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50センチの距離
第17章 ナポリタン
高塚さんはアハハ、と笑った。
「ねぇねぇ、高塚さんは、学生の時どんな感じだったんですか?」
調子にのって聞いてみる。
「え?」
「料理男子だったのはわかるけど、どんな感じだったのかなぁ、なんて…あ、別に無理にとは言わないんですけどね!」
「別に隠してる訳でもないけど…聞きたい?俺の昔話。」
「聞きたい!」
「…何から話そうかな…っていうか、時間大丈夫?」
高塚さんがチラッと時計を見る。
私も釣られて時計を見て、ヤッバイ!と残りのナポリタンをかき込んだ。
高塚さんはアレから決まったように薄切りのバゲットを出してくれる。ソースまでしっかり食べて、食後のコーヒーとシュトーレンを頂き、お会計を済ませて店を出ざるを得なかった…
「ねぇねぇ、高塚さんは、学生の時どんな感じだったんですか?」
調子にのって聞いてみる。
「え?」
「料理男子だったのはわかるけど、どんな感じだったのかなぁ、なんて…あ、別に無理にとは言わないんですけどね!」
「別に隠してる訳でもないけど…聞きたい?俺の昔話。」
「聞きたい!」
「…何から話そうかな…っていうか、時間大丈夫?」
高塚さんがチラッと時計を見る。
私も釣られて時計を見て、ヤッバイ!と残りのナポリタンをかき込んだ。
高塚さんはアレから決まったように薄切りのバゲットを出してくれる。ソースまでしっかり食べて、食後のコーヒーとシュトーレンを頂き、お会計を済ませて店を出ざるを得なかった…