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第19章 アメリカンレモネードークリスマスカクテルー
冷凍庫の中からキンキンに冷やしたワイングラスを3つ出す。
適度に冷やした赤ワインとレモンジュースをゆっくり注ぐと、比重の異なるふたつは混ざることなく、赤と白の2層に分かれる。
軽いワインが上部に、重いレモンジュースが下層に沈む。所謂フロースタイル、ていうヤツだ。
カクテルの名前はアメリカンレモネード。口当たりも良くて飲みやすいから野田さんもイケるはず。
キンキンのグラスは室温に馴染み、薄っすらと曇る程度になるけどそれがまたキレイ。
俺がカクテルを準備する間に、里見が店内に飾った小さなクリスマスツリーの前にミニ三脚でスマホをセットし、持ってきたらしきサンタ帽なんかの小物を仕込み出した。
コウスケにはトナカイの縫いぐるみみたいなカブリモノ、野田さんにサンタ帽とトナカイのカチューシャをどっちが良い?と選ばせて。野田さんは、あ、じゃあこっちで…とサンタ帽を取る。
カクテルを作ってカウンターの外に回った俺に、ショウさんはカチューシャじゃないよねぇ、とサンタ帽をくれた。俺もサンタ帽をかぶり、カクテルを配る。
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