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50センチの距離
第2章 ティーソーダ
彼女の面接は、無事終わり、そのまま就職に繋がったらしく。

彼女のことなんか忘れかけた翌春。
店に入ってきた彼女に、いらっしゃいませ、と普通に言ったら、

「その節はどうもありがとうございました!」

と、ガバッと頭を下げられて、キョトンとしてしまう。

「…え?」

「去年、就活の時に、ここでティーソーダをご馳走になりまして!」

メニューにはないティーソーダ、という言葉で、あ!と思い出す。

「あの時の就活生!面接、どうだったの?」

「お陰様で無事就職できました。お礼が言いたくて、会社の近くだったなーってウロウロしてたんですけど。やっと見つけました!」

「お礼ってそんな…就職が決まったのは実力でしょう。」

「でも、早く着きすぎて、時間を潰すにもこの辺コンビニくらいしかないし…ココで、髪も化粧も直して、ゆったり落ち着いて行けたから、面接でも焦らず受け応えできたんだと思います。ココ、お店の名前、なんて読むんですか?」
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