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50センチの距離
第20章 ロコモコランチBOX
11時30分、そろそろランチタイムの準備を始める。
この辺の会社は、殆どが12時休憩らしくて、混むのは12時過ぎからだけど、若干早飯出来る外回りの仕事の人とかが混まないうちにとぼちぼちやってくる時間だ。
今日はロコモコプレート、ソース焼きそば。日替わりオムライスはチキンライスのオーソドックスなの。
今日はクリスマスだし、ワンホールだけクリスマスケーキを注文して、小さめにカットしてサービスで添えようかな、と思ってたんだけど、思いついた時点で里見に相談したら、「ごめん、仕事が立て込み過ぎてケーキのオーダー締め切ったの!」と謝られた。
そりゃそうか、お菓子屋さんが1年で一番忙しい日だよな、と軽率な相談をしたことを反省して諦めた。
コッチは単なる思いつきだし、そもそもその思いつきだってランチプレートにケーキが添えてあったら、野田さんが見たときに「うわぁ…」って、目がキラキラするんだろうな、なんて思って、その顔が見てみたいな、てだけのしょうもない理由。今日野田さんが来ると決まってるワケでもないし、本当バカみたいだ。
薄利のランチにケーキなんかサービスで付けたら完全赤字だし。
ひと口サイズのシュトーレンが関の山だ。
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