この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
50センチの距離
第20章 ロコモコランチBOX
バケツみたいな底の方が少し窄まる感じの四角形。
その箱に汁漏れ防止のセロファンを敷き、バターライスを入れる。
フリルレタスを敷いたら上にデミグラスソースを絡めたハンバーグと目玉焼きを乗せ、仕上げにピクルスとミニトマトを飾って完成。
ひとつずつ小さな手提げのビニール袋に入れ、割り箸と使い捨てのお手拭きをセットして、カウンターにドンと置く。

「はい、お待たせ。ランチボックス2つで1500円だけど、大丈夫?」

「はい!ありがとうございます!」

野田さんは財布から千円札と五百円玉を出し、レジのキャッシュトレイに置いた。

「ちょうど頂きます。お腹が空くと仕事のパフォーマンスも下がるでしょ。しっかり食べて、午後からも仕事頑張って!」

「はい!」

バッグを肩にかけ、ランチボックスの入った袋を2つ下げて、野田さんは走って帰っていった。

さて、何食おう…ラストオーダーの時間も過ぎて、空腹のピークだ。
ソース焼きそばは中途半端な残り方…チキンライスも卵もない…
あぁ、バターライスも中途半端に残ったな…ランチプレートよりボックスのが入る量が少ないから、茶碗に一膳弱残ってる…
仕方ないから2つを炒め合わせてソースを追加し、ソバメシを作った。それはそれで、フツーに美味かった。

/507ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ