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50センチの距離
第22章 ビーフシチュー ポットパイ
店を空けたのは5分程。
勝手口からカウンターに戻ると、コウスケが、
「ショウ!オーダー。えーっと、ブルスケッタと赤ワイン、グラスビールとシャンディガフとカシスオレンジとピンクレモネード。」
メモを見ながらオーダーを読み上げるコウスケ
「すみません、すぐに!」
「まず最初はどなたから?」
「ピンクレモネード。次がブルスケッタと赤ワイン。で…」
「わかった、ありがとう。メモにナンバリングして置いといて。」
「へーい」
メモを見ながらオーダーを受けた順にこなしていく。
ブルスケッタはほぼ作り置きを乗せるだけだし、あとはドリンクだから楽だった。
「マスター、どこ行ってたの?」
「いや、ちょっと野暮用で」
なんて会話をしてる間にも、カランとドアベルが鳴って客が入ってくる。俺が満席だと断る前に、「あ、満席だわ〜」と呟きながら閉まるドア。俺はドアに向かって「すみません、またご贔屓に〜」と声をかけた。
勝手口からカウンターに戻ると、コウスケが、
「ショウ!オーダー。えーっと、ブルスケッタと赤ワイン、グラスビールとシャンディガフとカシスオレンジとピンクレモネード。」
メモを見ながらオーダーを読み上げるコウスケ
「すみません、すぐに!」
「まず最初はどなたから?」
「ピンクレモネード。次がブルスケッタと赤ワイン。で…」
「わかった、ありがとう。メモにナンバリングして置いといて。」
「へーい」
メモを見ながらオーダーを受けた順にこなしていく。
ブルスケッタはほぼ作り置きを乗せるだけだし、あとはドリンクだから楽だった。
「マスター、どこ行ってたの?」
「いや、ちょっと野暮用で」
なんて会話をしてる間にも、カランとドアベルが鳴って客が入ってくる。俺が満席だと断る前に、「あ、満席だわ〜」と呟きながら閉まるドア。俺はドアに向かって「すみません、またご贔屓に〜」と声をかけた。