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50センチの距離
第23章 クリスマスケーキ
「量、こんなもんでどう?まだ多い?」
「たぶん、大丈夫です!頂きまーす」
お箸を持った両手を合わせ、呟いた。
ひと口頬張ると鶏つくねがふわっふわ!
「おいひっ‼︎」
早く感想を述べたくて、急いで咀嚼するけど、箸が止まらなくて飲み込んだらまた次のひと口を食べちゃう…
結局、無言でかき込むように食べてしまった。
「そんなに急いで食べなくても…時間なかったの?」
高塚さんが苦笑しながら、ふと心配になったように呟く。
「いえ! 美味しすぎて箸が止まんなくって…」
私の感想に高塚さんは目を丸くして、弾けるように笑った。
「そりゃ良かった。喫茶店だし、気持ち洋風のがいいかなぁ、なんて思ってあんまり丼物って出してなかったけど、オムライスも和風とか中華風よく出るし、丼物は男性客にウケがいいみたいだから、ちょっと作ってみようかな、と思ってね。けど丼物ばっかりになったらそれはそれで定食屋みたいになっちゃうかな」
「たぶん、大丈夫です!頂きまーす」
お箸を持った両手を合わせ、呟いた。
ひと口頬張ると鶏つくねがふわっふわ!
「おいひっ‼︎」
早く感想を述べたくて、急いで咀嚼するけど、箸が止まらなくて飲み込んだらまた次のひと口を食べちゃう…
結局、無言でかき込むように食べてしまった。
「そんなに急いで食べなくても…時間なかったの?」
高塚さんが苦笑しながら、ふと心配になったように呟く。
「いえ! 美味しすぎて箸が止まんなくって…」
私の感想に高塚さんは目を丸くして、弾けるように笑った。
「そりゃ良かった。喫茶店だし、気持ち洋風のがいいかなぁ、なんて思ってあんまり丼物って出してなかったけど、オムライスも和風とか中華風よく出るし、丼物は男性客にウケがいいみたいだから、ちょっと作ってみようかな、と思ってね。けど丼物ばっかりになったらそれはそれで定食屋みたいになっちゃうかな」